タケコ・心臓病闘病記 
 
タケコはまだまだ若いと思っていました。
だけど、14歳になってすぐ、タケコの心臓は悲鳴をあげました。
このページは4stの内容を一部訂正しただけですので、「まだ生きている」時の闘病記です。

******** モ ク ジ *******
心臓病の前兆 2001.5
散歩に行けない 2001.8
オナカパンパン 2001.8.15
病院での診断 2001.8.19
投薬その後 2001.8.22
薬の調整 2001.8.25
薬を増やす 2001.10.25
投薬後初めての発作 2001.12.22
元気が無い! 2001.12.27
薬の増量…また発作 2002.2.14
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びょうきのかいせつ
正式病名 僧帽弁閉鎖不全症
症状 カッカッとモノが詰まったような咳で、夜間や運動時、水を飲んだ後等にみられます。さらに肺にも心臓肥大の影響があれば呼吸が苦しそうで、早くなります。
体を横にして寝るのは苦しくなり、胸を下に(胸骨を床につけた形で)寝るようになります。
運動をしなくなり、元気食欲も低下気味で、意識もややにぶくなり、倒れる、昏睡などの症状もみられてきます。
どんな病気 心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁という弁の異常で,老年期に後天的に発生し、犬の心臓病では最も多いものです。
特に小型犬に多く、年齢とともに増加し16歳になると75%がこの病気を持つと言われています。
弁や弁を動かすための構造が変性を起こし、しっかりと弁がしまらなくなるために、左心室が収縮して全身に血液を送り出すときに、左心房の方に血液が逆流してしまい、血液の逆流の影響で左心房は肥大していきます。
症状の1つの咳は、左心房の肥大で左側の気管支が圧迫されることによるそうです。
さらに左心房に流れ込む肺からの血管にも影響が及び、それが肺に影響を及ぼし、肺水腫や右心系の異常も起こります。
右心系の異常が起こると、今度は心臓に戻る血液の欝滞が起こり、胸水や腹水がたまるようになります。
また肺水腫が急激に起こり、心臓の収縮リズムも異常になると死亡するケースもあります。
治療 診断はレントゲン、心電図、エコーなどで確認しますが、効果的な予防、治療法は現在の所なく、症状の改善、生命の質を保つ(少しでも気分良く生活できる)治療が行われるのが一般的です。
血管を拡張させる薬、心臓の収縮を高める薬、利尿効果を高めて体の中の余分な水分を減少させる薬などが適宜投与されます。
 

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