タケコ・心臓病闘病記 
 
心臓病の前兆 2001.5
 
タケコは散歩ダイスキ。夏でも大雨でも、大雪でも散歩に行くのです。
しかし、散歩後によく咳込むコトが多くなった。最初は水を飲んだ後に「カッカッ…オエッ」と言ってるので、「急いで水飲みすぎ!」と言ってたけど、よく咳込むので少し気になっていた。

ある日、下痢をしていたタケコは、急いで近くの公園へと向かう…向かう…ダッシュで…
その時に、事件はおきた。

突然車道に向かってフラフラと進み、全身の力が抜けたようにパタンと倒れてしまったのです!

車が走っていたので大急ぎで抱き上げ、歩道に連れて戻ると、もうケロっとしていて、またダッシュで公園へと急ぎ、用を足す。

…が、その後またフラフラ…とへたり込み、座り込んだままオシッコをもらしてしまったのだ。


時々フラフラするけどそれ以外は元気。

当人は、オシッコがもれた事など全く気づいておらず、「あ〜、フラフラしたわ、でももうダイジョウブよ、心配かけわね〜」って尻尾をフリフリふってる。

その事実に驚き、家に帰った後にオカンにその出来事を話すと、特に朝はしょっちゅうそうなることが判明。
「もう、タケコもオバーチャンだから、ボケが始まってて、方向感覚が分からなくなってフラフラしたり、もらしたりするのかな」と話し合い、その場は一件落着。

その後、病院にフィラリアのお薬を貰いに行った時に、この症状について相談してみる。

先生いわく、「フィラリアの薬はいつも与えているのでそれは心配ないでしょう、あるとしたら”僧帽弁閉鎖不全症”という心臓病かもしれません、今後ひどくなるようでしたら一度検査しましょう」との先生からのお言葉。

その後くらいから、徐々に倒れこむ回数が増える。

とはいっても、あっと言う間に元に戻るし、不安を覚えたテンは、ネットでこの症状について調べてみる。

その時は、まさか心臓だろうとは夢にも思わず、フィラリアについて調べていた。

この病気の初期症状は、フィラリアとよく似ていたので、「絶対フィラリアやわ、年中蚊が居るウチに住んでるから、きっと感染したんだ」と思い込み始める。

 

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