フォントがおかしい
 
会社のPCのフォントがよく使えなくなってしまうので覚書。
 
 
〜有効トラブル〜
フォントはインストールされているのにワード等のソフトでは表示されない、適用されない
フォントフォルダでダブルクリックしてもフォントの形状をみることができない…ナド
  
  
モクジ どのタイプのトラブルかの判断
関連付けの訂正
フォントキャッシュの破損
フォントフォルダの破損
フォントレジストリの破損
 
 
 

どのタイプのトラブルかの判断
 
まず、自分のトラブルがどのパターンに当てはまるか確認、関連付けの訂正を行ってみて、それでもダメなら、それぞれの解説に行ってください。
 
 
関連付けの訂正…これで直る場合もあるので、まずコレを試してみてください。
タイプ1…フォントキャッシュの破損
アプリケーションで選択できるフォントが減るフォントがインストールできないフォントをインストールしても、アプリケーションのフォントリストに反映されないフォントが横向きになる、ウィンドウ右上の最大化や最小化ボタンが数字などになるドロップダウンリストの▼やスクロールバーの矢印がおかしな文字になる、、、ナド
タイプ2…フォントフォルダの破損
フォントフォルダのメニューバーから 「ファイル」−「新しいフォントのインストール」 がなくなった
タイプ3…フォントレジストリの破損
フォントフォルダにあるはずのフォントがない、アプリケーションのフォント選択リストにTrueTypeフォントがない、フォントをインストールしようとすると「すでにインストールされています」といわれる
 

フォントトラブルのトップへ




関連付けの訂正
 
1.まず、デスクトップ左下「スタート」-「設定」-「コントロールパネル」-「フォント」で、「fonts」フォルダを開き、どのタイプのフォントが開けないのかを確認します。私の場合はTrueTypeフォント(青色)が全くダメでした。
通常はダブルクリックで下図のようにフォントの形状を確認することが出来ます。

  
2.デスクトップ上の「マイコンピュータ」を開き、「表示」-「フォルダオプション」-「ファイルの種類」を開き、「TTFファイル」を削除します。

※「削除しますか?」と聞いてきますので「はい」にして、フォルダオプション画面を閉じておきます。
 
3.「fonts」フォルダからTrueTypeフォントを1つ選択し、デスクトップまでドラックアンドドロップで移動させます。
 → 
 
4.ウィンドウズマークになったデスクトップ上のフォントをクリックし、「ファイルを開くアプリケーションの選択」を表示したら、「その他」をクリックして、Cドライブの「Windows」フォルダ内、「Fontview.exe」を指定し、「このファイルを開くときは、いつもこのアプリケーションを使う」にチェックを入れてOKします。

 
5.関連付けが元に戻り、ウィンドウズマークのアイコンが変更されたら、Bと同じ要領で「Fonts」フォルダにフォントのアイコンをドラックアンドドロップで戻します。
(これでTrueTypeのフォント全てが訂正されます)
 
6.クリックして文字の形状が確認できるか確認し、その他の現象が改善されていないか確認してみて下さい。
確認できたら、先ほどデスクトップ上にドラックアンドドロップしたフォントはゴミ箱に捨てて構いません。
  

フォントトラブルのトップへ




タイプ1…フォントキャッシュの破損
 
フォントトラブルの多くはフォントキャッシュファイル (ttfCache) の破損で発生します。
ttfCacheファイルは削除すると次回起動時に再作成されるので、このファイルを削除してWindowsを再起動します。
 
まず、ファイルの表示を「すべて表示」に設定します。
「マイコンピュータ」を開き、「表示」−「フォルダオプション」 をクリック、「表示」 −「すべてのファイルを表示する」をチェックし、「OK」をクリックし、フォルダオプションを閉じておきます。
 
1. 「スタート」−「検索」−「ファイルやフォルダ」 をクリックし、「名前」欄に「ttfCache」と入力し、「検索開始」ボタンをクリックします。
3. 検索されたファイルを「右クリック」−「削除」します。
4. [スタート]−[Windows の終了] で Windows を再起動します。通常の起動でも修復されている場合がありますが念には念を入れて、Safeモードで起動し、ファイルを再構築させます。
5. 再起動を開始したら、Ctrlキーを押し続けます。(メーカーによってはF5だったりすることもあるので事前にSafeモードでの起動方法を確認しておいて下さい)
6. スタートアップメニューが表示されるので、「Safe Mode」を選択します。
7. WindowsがSafe モードで起動したら、Windowsを再起動します。
 

また、MS-DOSモードで起動してからttfCacheファイルを削除し、Safeモードで起動するのもいいようです。

MS-DOS モードで削除する方法
1. [スタート]−[Windows の終了] から「MS-DOS モードで再起動する」を選択して「OK」をクリックします。
2. コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
C:\WINDOWS>attrib -s ttfCache
C:\WINDOWS>del ttfCache
C:\WINDOWS>exit
 

フォントトラブルのトップへ




タイプ2…フォントフォルダの破損
 
この場合、多くはWindows\Fontsフォルダのシステム属性が解除されているだけなので、以下の作業で回復させることができます。

1. 「スタート」−「Windows の終了」 から「MS-DOS モードで再起動する」を選択して「OK」をクリックします。
2. コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
C:\WINDOWS>attrib +s fonts
C:\WINDOWS>exit

また TweakUI というソフトを利用すると、簡単に修復できるようです。
 


フォントトラブルのトップへ




タイプ3…フォントレジストリの破損
 
以下の要領でレジストリを修復します。

1. 「スタート」−「ファイル名を指定して実行」 で「fontreg」と入力し、「OK」します。
(表面的には何もおきません)
2. コントロールパネルの 「フォント」 を開きます。
3. フォントフォルダの「ファイル」−「新しいフォントのインストール」をクリックします。
4. フォルダで Windows\Fonts をダブルクリックします。
5. 「すべて選択」ボタンをクリックし、「OK」をクリックします。
 

フォントトラブルのトップへ
 

商用での使用・無断転載はお断り致します。
また、如何なる損害が生じても責任負いかねます(-_-;)
必ずご自身の判断にて行ってください。